田舎は都会よりあったかい?

田舎は都会よりあったかい、は本当?





「田舎の魅力は都会にはない人と人の温かな繋がり」・・・という主張が苦手だ。
その理由は至って単純で、都会にだってコミュニティは存在すると思うから。

僕は18年間田舎町で生まれ過ごし、その後横浜市の端っこ、東京23区、東京の過疎地、京都市
と転々としているが、都会にだって人と人との繋がりは存在すると思った。
今住んでいる京都のゲストハウスでは、一緒に住む外国人がサッカーボールをあげた親子がわざわざ
お礼を言いにきたり、23区内のアパートでは大家のお婆ちゃんがお菓子を差し入れにきたり・・・。

逆に18年間住んでいた人口一万人の田舎町で、僕のコミュニティといえるものは「学校」にほぼ留まっている。
―実は田舎のほうがコミュニティは生まれにくいのか?

そして人口6千人の東京の過疎地ではこのうえなく濃い人との繋がりを得ることができた。

つまりコミュニティ(繋がり)というのは人と人の意思によるもので、
場所によって変形はするけど、有無はその場所に依存しないと思うのだ。
冒頭の苦手の理由はここだ。「田舎には人と人の繋がりがある」という主張は、
逆にコミュニティを生み出せないことを場所のせいにしている気がして嫌なのだ。

「都会は嫌だなぁ・・。人と人の繋がりが薄くて・・。」という人が隣の人に挨拶をしているのか、
コンビにで店員にお礼を言っているのか・・「繋がる」意志を持っているのかを再度、考えてみるべきじゃないだろうか。
多分それができていないのであれば「豊かなコミュニティ」には地域でも出会えないだろう。

繋がりは場所でなく、人の意思によるものだから。

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